「空からの贈り物」
高橋 典雄

  晩秋の寒い夜、空から白いものが降りてくる。外套に降り立ったその形を見ると、とても美しい形をしている。あるものは大地にたどりつき、一瞬のうちに消えてしまう。次から次へと大地に降り立ち、やがて重なりあって、一面真っ白になり、全てのものを覆い隠すだろう。